お子さまの豊かな経験の1つとなるように、共通保育時間内に取り入れています。
0歳児
~家庭的な環境の中で、一人ひとりの欲求に寄り添いながら~
0歳児の一年間は、その成長・発達の変化が大きく、個人差もあります。
特に視覚、聴覚などの感覚がめざましく発達します。感覚器官を通してさわったり、なめたりしながら外界を認知していき、身体機能や運動機能も並行して発達していきます。
1歳前後には伝い歩きも始まりますが、生理的な面ではまだ未熟であり、大人に依存した生活なので、こまやかな保護や世話が必要で、またスキンシップを図ることが情緒の安定につながっていきます。
身近な特定の人とのかかわりの中で喃語を豊かにし、手の操作も自由になっていきます。保育者は日常生活でのやりとりを通して、人への信頼と自立への道につながる芽を育てていくことが大切になります。
保護者との連携を密にし、子どもの成長・発達の喜びを分かち合いながら信頼関係を築いていきたいと思います。